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2016年08月05日17時31分

【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2016年8月5日

 今週の日経平均終値は16254円45銭、前週末比314円82銭安でした。

 日銀の追加緩和、政府の経済対策と、当面の国内のマクロ的買い材料は出尽くしました。これで景気が浮揚すれば株式のメガトレンドも上向きに傾くのでしょうが、今のところ景気にも株価にもポジティブな反応は出ておりません。むしろ円高で業績が圧迫されるとか、新興国景気は低迷を続けるとか、国内は内需が減退しデフレ色が出てきたとか、ネガティブな要因の方は居座ったままです。外部環境が劇的に好転するわけではないでしょうから、国内のマクロ政策が当面出尽くしとなると、株価も安値圏での往来相場を強いられるでしょう。日銀はこれまでの大規模緩和を検証し、9月下旬の金融政策会合で新たなる方針・方策を示すとしています。これが市場の起爆剤になればいいのですが、答えが出るのは1カ月半も先。夏相場は個別で業績の良いものに絞っての対応となりそうです。ケイ線的には1万6000円を目先の下値メドと設定できそうですが、上値が重い分、ここで買うのはためらいがあります。思い切って1万5000円台前半まで待ちたいのですが、日銀のETF買いが巨額で、何もなければそこまで押すことは今は不可能のように思えます。日銀は相場を支える頼りになる存在ではありますが、安値を拾いたい向きにはちょっと厄介な存在でもあるでしょう。(ストック・データバンク 編集部)

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