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【市況】11時時点の日経平均は小幅続伸、決算を受けてテルモやニコンが買われる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16264.48円(前日比9.59円高)で推移している。4日の米国株式市場は高安まちまちだったが、前日に日本銀行が700億円規模の上場投資信託(ETF)買い入れを実施したことに加え、決算発表で通期予想を下方修正したトヨタ自<7203>が買い先行となったことも安心感につながった。日経平均は24円高からスタートすると、16355.98円(同101.09円高)まで上昇する場面があった。しかし、今晩の米雇用統計発表を控えて積極的な買いは続かず、小幅なプラス圏でのもみ合いとなっている。

個別では、トヨタ自やファーストリテ<9983>が3%高で推移しているほか、三井住友<8316>、KDDI<9433>、ソニー<6758>がしっかり。前日発表の決算を受けてテルモ<4543>は3%超、ニコン<7731>は5%近い上昇となっている。良品計画<7453>も4%超高と上げ目立つ。また、光村印<7916>、ツムラ<4540>、グローリー<6457>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、任天堂<7974>、ソフトバンクグ<9984>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、NTT<9432>はさえない。東エレク<8035>が3%超の下落となっているほか、ディーエヌエー<2432>は8%超安と下げ目立つ。また、サンケン電<6707>、GDO<3319>、酉島製<6363>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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