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2016年08月05日08時36分

【市況】日銀ETF買いで心理好転、米雇用統計通過後を意識した強含みの展開か/オープニングコメント

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 5日の日本株市場は底堅さが意識される展開になろう。4日の米国市場は、英利下げを好感した欧州株高の流れを受けて買いが先行したが、5日の雇用統計の結果を見極めたいとする思惑から小動きだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の16220円となっている。

 米雇用統計の結果待ちとなるなか、こう着感の強い相場展開が意識される。チャート形状でも16250円辺りは25日線や26週線、一目均衡表の雲上限などが位置しており、強弱感が対立しやすいところではある。決算発表が多く予定されていることも手掛けづらくさせる。

 一方で、日銀は4日の取引でETFを前日から倍増となる700億円超買い入れている。これが需給の押し上げ要因となり、16000円を割り込んでいた日経平均は、午後の取引で16200円を回復している。今日のところは雇用統計待ちで動きづらいだろうが、雇用統計明けとなる週明け以降の動向が意識されてくる。

 日銀のETF買入れによって下値が限定的となるなか、売り方の買戻しが入りやすいだろう。基本はこう着ながらも雇用統計明けを意識した格好で、強含みの展開になりそうだ。
《AK》

 提供:フィスコ

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