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2016年08月04日18時03分

【市況】4日の香港市場概況:ハンセン0.4%高と反発、HSBCは続伸

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

4日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比93.11ポイント(0.43%)高の21832.23ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が26.29ポイント(0.29%)高の9004.62ポイントとそろって反発した。売買代金は535億6500万香港ドルに縮小している(3日は700億1000万香港ドル)。

海外動向の落ち着きが支え。原油相場の急反発、米株の上昇などを受けて、投資家のセンチメントがやや上向いた。ただ、上値は重い。中国で金融緩和期待が後退したことなどが嫌気された。

ハンセン指数の構成銘柄では、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.1%高、金融大手グループのHSBC(5/HK)が2.7%高、即席めん・飲料大手の康師傅HD(ティンイー:322/HK)が2.2%高と上げが目立った。HSBCに関しては、株主還元策として自社株買いを導入する方針を打ち出したことがこの日も好感されている。HSBCは指数寄与度が大きいため、1銘柄でハンセン指数を57ポイント押し上げた。

中国の不動産セクターも買われる。中国恒大集団(3333/HK)が5.3%高、万科企業(2202/HK)と広州富力地産(2777/HK)がそろって3.2%高、首創置業(2868/HK)が2.4%高と値を上げた。不動産事業を手がける中央企業グループの再編期待が高まっている。中国国家発展改革委員会(発改委)が3日、住宅在庫の消化を奨励する方針を改めて打ち出したことも材料視された。万科企業は7月不動産販売は前月比で4割減少したことを嫌気して売られたものの、引けにかけて急速に上昇。中国恒大集団とそのオーナー経営者の許家印氏が万科企業株を買い進んでいると報じられたことが思惑を呼んだ。

他の個別株動向では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が1.5%高の5.48香港ドルと続伸。19年ぶりの高値水準を連日で更新した。今年7月の自動車販売が好調だったことを受け、年間の販売目標を66万台に10%上方修正したことが好感されている。

【亜州IR】

《MT》

 提供:フィスコ

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