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【通貨】外為サマリー:一時1ドル101円60銭台に上昇、岩田日銀副総裁の発言が後押し

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=101円40銭前後と、前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安で推移している。

 ドル円相場は午後に入ってドル買い・円売りが優勢となり、午後3時頃に101円60銭台まで上昇。日経平均株価が後場に入って切り返したことや、「日銀の岩田副総裁が講演で、今までの緩和の程度を縮小することはあり得ないと述べた」と伝わったことがリスク選好的な動きにつながった。ただ、今晩に英中銀金融政策委員会(MPC)の開催が予定されているほか、週末5日には米7月雇用統計の発表を控えていることから、買い一巡後は一服商状となっている。
 
 ユーロは対円で1ユーロ=112円89銭前後と同40銭程度のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1136ドル前後と同0.0070ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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