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【通貨】東京為替:ドル・円は101円15銭付近、日本株の軟調地合い継続

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

4日午前の東京外為市場ではドル・円は101円15銭付近。日経平均株価の下落基調を反映した値動き。ドル・円は101円前半で寄り付いた後、日本株安でドル売り・円買いの基調が強まった。日経平均株価が節目の16000円を割り込んだ場面では、一時100円87銭まで下落。ただ、その後は日経平均の下げ幅縮小で101円台を維持。

一方、岩田日銀副総裁は横浜市内で講演し、「2017年度中の物価2%上昇の目標達成は不確実性が大きい」「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」などと述べたが、ドル・円相場への影響は限定的だった。

午後の取引ではドルは101円台で底堅い値動きとなろう。ただ、今晩の英中銀による政策発表を控え警戒感が広がっており、積極的な売り買いは手控えられそうだ。

ここまでドル・円は100円87銭から101円37銭、ユーロ・円は112円52銭から113円04銭、ユーロ・ドルは1.1135ドルから1.1156ドルで推移。

【要人発言】
・岩田日銀副総裁
「2017年度中の物価2%上昇の目標達成は不確実性が大きい」
「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」

《XH》

 提供:フィスコ

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