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【通貨】東京為替:ドル弱含み、日本株の軟調地合い継続

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

4日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含む展開となった。日経平均株価の下落
基調を反映した値動き。ドル・円は101円前半で寄り付いた後、日本株安でドル売
り・円買いの基調が強まった。日経平均株価が節目の16000円を割り込んだ場面で
は、一時100円87銭まで下落。ただ、その後は日経平均の下げ幅縮小で101円台を維
持。


一方、岩田日銀副総裁は横浜市内で講演し、「2017年度中の物価2%上昇の目標達
成は不確実性が大きい」「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」
などと述べたが、ドル・円相場への影響は限定的だった。


午後の取引ではドルは101円台で底堅い値動きとなろう。ただ、今晩の英中銀によ
る政策発表を控え警戒感が広がっており、積極的な売り買いは手控えられそうだ。


ここまでドル・円は100円87銭から101円37銭、ユーロ・円は112円52銭から113円04
銭、ユーロ・ドルは1.1135ドルから1.1156ドルで推移。




【要人発言】

・岩田日銀副総裁

「2017年度中の物価2%上昇の目標達成は不確実性が大きい」

「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」

《MK》

 提供:フィスコ

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