【市況】ETF売買動向＝4日寄り付き、日経レバの売買代金は163億円と低調

　4日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比28.3％減の311億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同28.8％減の282億円となっている。

　目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が7.26％高、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> が6.12％高、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が5.15％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.36％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.32％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は17.97％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は4.76％安、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.09％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は4.01％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が87円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金163億2900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均194億9400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が51億3000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が30億8000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が11億7900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が9億5700万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が3億円の売買代金となっている。

株探ニュース