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【市況】4日の株式相場見通し=1万6000円を巡る攻防に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 4日の東京株式市場は、きのうまでに2日続落で日経平均株価が、合計552円の急落となったことから、ある程度の自律反発は予想される。また、4~6月期決算発表に伴う好業績銘柄の個別物色は継続しそうだ。ただ、きょうの300円を超える大幅下落によって、かなり調整色が強まっているのは確かで、日経平均株価は1万6000円攻防の軟調地合いとなりそうだ。4日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=101円20銭台での推移となっている。

 3日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比41.23ドル高の1万8355.00ドルと8日ぶりに反発した。米原油価格先物価格が反発に転じたのをきっかけに、このところ下げが続いていた反動もあり、自律反発を期待した買いが先行した。ナスダック総合株価指数は、前日比22.005ポイント高の5159.737と反発した。

 日程面では、15、16、17年度設備投資計画調査、岩田日銀副総裁の講演に注目。海外では、英イングランド銀行が金融政策委員会、米6月の製造業受注が焦点になる、(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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