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【材料】ベネフィット・ワン---第1四半期は大幅な増収増益で着地、通期計画の達成に向けて業積は順調に進捗

ベネ・ワン <日足> 「株探」多機能チャートより

ベネフィット・ワン<2412>は7月28日に2017年3月期第1四半期(2016年4~6月期)決算を発表。売上高が前年同期比23.6%増の73.80億円、営業利益が同75.2%増の11.54億円、経常利益が同80.7%増の11.53億円、四半期純利益が同82.9%増の7.58億円で着地した。

主力の福利厚生事業は会員数が順調に推移。奨励金などをポイント化して管理・運営するインセンティブ事業も既存顧客のポイント付与・交換が高い伸びを示した。また、取引先と協業で個人顧客向けにサービスを展開するパーソナル事業では、主要取引先を中心に会員数が増加。ヘルスケア事業でも健診の納品や保健指導の新規着手が進んだ。利益面では製品ミックスの変化で粗利率が低下したものの、増収効果に加え、前年同期に発生した本社移転関連費用が減ったことや人員配置を最適化したことで販管費が減少。第1四半期決算は大幅増収増益となり、好調な滑り出しとなった。

2017年3月期は売上高が前期比15.9%増の302.00億円、営業利益が同22.8%増の53.50億円、経常利益が同24.0%増の53.50億円、当期純利益が同27.9%増の35.00億円を計画。第1四半期の業積が順調に推移しているため、同社は期初公表値を据え置いている。なお、1株当たり年間配当金については前期比9.5円増配の43.0円を予定している。

《TN》

 提供:フィスコ

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