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【材料】デジタルアドベンチャー---2チャンネル運営で相乗効果、16年12月期は最終黒字転換へ。

デジアド <日足> 「株探」多機能チャートより

デジタルアドベンチャー<4772>は、韓国人タレントのマネジメント、ファンクラブ運営、関連グッズの企画販売などを展開。自社テレビ局「DATV」では韓国のドラマ、音楽やオリジナル番組を放送。16年5月に持分法適用会社で韓国エンターテイメント総合チャンネル「KNTV」と合併し放送事業を強化。大型ドラマ版権の放送・DVD等事業化を本格始動。

16年12月期はKNTVとの合併による通期業績を加算、売上高が48.00億円、営業利益が1.40億円、純利益が黒字転換となる1.10億円を計画。ケーブル局への販路拡大営業を展開し、最終黒字転換を見込む。5月9日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比40.9%減の5.23億円、営業利益は0.31億円の赤字、純利益は0.31億円の赤字で着地。大型イベント案件が第2四半期以降にずれこんだこと、KNTVとの合併費用が嵩んだことが要因。

同社は、アジアを視野に入れた総合エンターテイメント企業として成長することを中長期経営戦略として捉える。「DATV」、「KNTV」の両チャンネルでの宣伝効果によりDVD販売・VOD配信等での収益増、関連ドラマイベント開催はグッズの販売による収益増、また自社ショッピングサイトでの販売拡大など、相乗効果の実現を目指す。

《TN》

 提供:フィスコ

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