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2016年08月03日17時05分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年8月3日

 3日の市場は日経平均が大幅続落。終値は前日比308円安の1万6083円で、先月11日以来、約3週間ぶりの安値をつけてきた。前日の欧米株の下落や円高進行を嫌気して終日売りが優勢に。日銀によるETF買い支えが期待されたが、後場になっても動きが感じられず、終盤にかけて一段と下げ幅を広げる結果となってしまった。円高圧力も依然として強く、明日は1万6000円台の攻防となりそうだ。

 昨日の米国市場は欧州の株安を受けてダウ平均は1年ぶりとなる7日続落を演じた。欧州銀のストレステスト(健全性審査)の結果を受けて金融システムへの懸念が広がり、欧州主要国の株価指数が全面安に。これを見て米国株にもリスクオフの動きが浸透した。ダウ平均は一時150ドルを超える下げも。原油先物(WTI)が40ドルの大台を割ったことも市場の重荷となった模様。さて、米株安に円高となれば東京市場も下がらないわけがない。本日は日経平均が開始早々から200円近い下げとなり、その後も円高を嫌気した売りが輸出株などに出続け下げを主導した。欧州銀行株の下落が東京市場にも波及しメガバンク株が下落。途中、日銀のETF買いを期待した下げ渋りの動きはあったが、目立った買い支えがなかったことで終盤は一段安となって引けている。内閣改造の顔ぶれが伝わったが市場の反応はまったくなし。28兆円の経済対策もほぼスルーしている状況から、アベノミクスへの期待は今のところほとんどないようである。(ストック・データバンク 編集部)

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