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【通貨】外為サマリー:一時1ドル100円70銭台へ急落、日経平均株価下落でリスクオフ姿勢に

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=101円08銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=113円30銭前後と同50銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午後0時過ぎから下落基調が強まり、午後1時過ぎには一時100円75銭まで売られた。日経平均株価の下落とともに、リスクオフ姿勢の強まりから、ドル売り・円買いが膨らんだ。前日のニューヨーク市場では、100円67銭まで売られ反発に転じたこともあり、100円70銭台では値ごろ感からの買いが流入した。先週末の日銀金融政策決定会合での追加緩和の内容に、物足りなさを指摘する見方があるほか、米国の早期利上げ観測が後退したことが、急激なドル安・円高の背景にある。今晩は米7月ADP雇用統計の発表があり、その結果が注目を集めそうだ。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1209ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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