【市況】ETF売買動向＝3日大引け、全銘柄の合計売買代金2500億円

　3日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比35.8％増の2500億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同38.4％増の2320億円だった。

　個別ではｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> 、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> 、ｉＰａｔｈ　エネルギー指数連動受益証券発行信託 <2024> 、ｉＰａｔｈ 商品指数連動受益証券発行信託 <2021> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> など11銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> が5.00％高、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.26％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> は6.86％安、ＭＡＸＩＳＳ＆Ｐ三菱系企業群上場投信 <1670> は5.08％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.87％安、ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> は4.84％安、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> は4.48％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が308円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1519億800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1665億3300万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が332億100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が121億2000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が111億9500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が75億1700万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が30億2500万円の売買代金となった。

株探ニュース