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【市況】11時時点の日経平均は続落、ファミリーMやマイクロニクスが上昇率上位にランクイン

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16268.83円(前日比122.62円安)で推移している。2日の米国市場でNYダウが90ドル安と続落したことに加え、日米の金利差縮小による円高や原油価格の下落などを受けて、日経平均は164円安からスタートした。寄り付き後には一時16138.72円(同252.73円安)まで下落する場面があったが、円高一服や日本銀行の上場投資信託(ETF)買い入れへの期待から、前場後半に入り下げ幅を縮小する展開となっている。

個別では、前日に第1四半期決算を発表した三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>が3%超の下落となっているほか、ソフトバンクグ<9984>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>などが軟調。第1四半期決算が市場予想を下回ったカシオ<6952>は10%安、7月度の月次業績がマイナス視された良品計画<7453>は8%安と急落している。また、ニッセンHD<8248>は7&iHD<3382>との株式交換比率にサヤ寄せする格好でストップ安となっており、ノジマ<7419>、FUJIMI<5384>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、ファミリーM<8028>は日経平均採用に伴う売買インパクトが材料視され14%高と大きく上昇。前日に決算発表したKDDI<9433>、三菱商事<8058>、ホンダ<7267>も買われている。国内ユニクロの7月既存店売上高が前年同期比18%増となったファーストリテ<9983>は3%高。任天堂<7974>や日本電産<6594>も堅調。また、マイクロニクス<6871>やユニーGHD<8270>、ファミリーMが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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