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【市況】日経平均は164円安で続落スタート、前日決算発表のKDDI、ホンダ、三菱商事は急伸/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16227.28 (-164.17)
TOPIX  : 1282.43 (-17.77)

[寄り付き概況]

 日経平均は続落してスタートすると、一時下げ幅を200円超に広げている。2日の米国市場でNYダウは90ル安となった。欧州株安や日本の景気刺激策への失望感から売りが先行すると、原油安や7月新車販売台数が前年同期比で減少したことも嫌気された。為替市場では一時1ドル=100円台半ばまで円高が進んだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円安の16095円となり、東京市場ではこれにサヤ寄せする動きが先行している。

 売買代金上位では、トヨタ自<7203>や三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>が2%超下落しているほか、任天堂<7974>、ソフトバンクグ<9984>、アステラス薬<4503>もさえない。マツダ<7261>は3%超の下げ。一方、前日に決算発表したKDDI<9433>、ホンダ<7267>、三菱商事<8058>、ヤマハ<7951>は急伸。国内ユニクロの7月既存店売上高が前年同期比18%増となったファーストリテ<9983>も買い優勢となっている。その他NTTドコモ<9437>、日本電産<6594>がしっかり。

 セクターでは、海運業、ガラス・土石製品、その他金融業、不動産業、パルプ・紙が下落率上位。反面、情報・通信業のみ小幅なプラスとなっている。

《WA》

 提供:フィスコ

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