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【市況】雲上限での攻防/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]2日のNY市場は下落。欧州株が全面安となったほか、日本の景気刺激策への失望感から売りが先行。その後も原油安や7月新車販売台数が前年同期比で減少したことも嫌気され、下げ幅を拡大した。6月個人支出が予想を上振れたほか、インフレ指標の一つであるPCEコア指数が予想に一致したものの、相場への影響は限定的だった。ダウ平均は90.74ドル安の18313.77、ナスダックは46.46ポイント安の5137.73。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円安の16095円。

シカゴ先物にさや寄せする格好から売り優勢の展開に。これにより、支持線として意識される25日線や一目均衡表の雲上限を割り込んでくる可能性が高い。ただし、大阪225先物は先週、日銀の金融政策決定会合時の波乱展開の中で、15910円と16000円を割り込む場面をみせていた。昨日のナイトセッションで再び16000円を割り込んでおり、シグナルは悪化傾向となろうが、節目を割り込む局面においては、底入れ感も意識されてく可能性も。15900-16300円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 16300円-下限 15900円

《TM》

 提供:フィスコ

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