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【特集】スリープロG Research Memo(10):“シェアリングエコノミー”として注目の“コワーキングスペース”に参入

スリープロ <日足> 「株探」多機能チャートより

■成長戦略

(2)コワーキングスペース事業の推進

インターネットやソーシャルメディアの発達でオフィスにいなくとも働くことが可能になったが、一方で自宅での作業は孤独感があり、またカフェでは十分な電源やインターネット環境が不十分だったりする。このような背景で、近年「コワーキング・スペース(coworking space)」という新しい共有オフィス環境が世界的に普及しつつある。既存のレンタル・オフィスのような時間貸しのスペースとは異なり、間仕切りのないオープンなスペースで、会議室やイベントスペース等を兼ね備えたものが一般的で、各個人が独立して働きながら、相互にアイディアや情報を交換し、オフィス環境を共有することで生まれる相乗効果を目指すコミュニティ・スペースである。Airbnb(民泊)、Uber(車のシェア)などとともに“シェアリングエコノミー”事業として注目されている。

スリープログループ<2375>がグループ化したアセットデザインでは、42店舗のうち3店舗(神田、南青山、虎ノ門)でコワーキングスペース「The Hub」を開始した。同社の登録スタッフ12万5千人にサービス提供するとともに、「The Hub」利用者に既存サービスを委託するなど、既存ビジネスとの相乗効果を追求して軌道に乗せる考えだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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