市場ニュース

戻る
 

【特集】スリープロG Research Memo(9):ロボット、IoT、スマートシティなどに事業機会

スリープロ <日足> 「株探」多機能チャートより

■成長戦略

(1)新マーケット領域

新しい商品・サービス・技術が開発され普及すると、必ずそのインフラが必要になり導入時設定などの業務が発生する。スリープログループ<2375>はその“ラストワンマイル”を受託して成長してきた経緯があり、商材は変わってもその勝ちパターンは今後も同様である。今後は様々なロボットが活用される時代になると予想されているが、ロボットもコンピュータなので導入時の設定やメンテナンス、アプリケーションの開発が発生する。IoT関連では様々なセンサーやカメラ、基地局が設置されることが想定されており、同社の事業機会も広がる。また、省エネ分野ではスマートシティ構想が実現する中でスマートメーターの増加、風力や太陽光を活用した公共インフラなどの増加が追い風となりそうだ。既に同社は横浜市との取り組みの中で、「ハイブリッド街路灯(風力と太陽光で稼働する街路灯で蓄電機能も果たす)」工事を受託している。特定建設業(電気工事業)の許可を取得し、将来的にはこの分野で出資や事業主体となることも視野に入れる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均