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【特集】スリープロG Research Memo(4):オンデマンドで12万5千人の登録スタッフを活用

スリープロ <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

(3)ビジネスモデルと強み

スリープログループ<2375>はIT分野での「買う」「始める」「使う」シーンの面倒な現場業務を一気通貫で受託できる。それを支えているのが全国12万5千人にのぼる登録スタッフだ。フィールドサポートはもちろん、コンタクトセンター人員もシステム開発人員も販売支援人員もすべて、この人材のプールが有効活用される。ITスキルの高い個人事業主(フリーランス)が多く、必要な時に・必要な人数を・必要なエリアで雇用する仕組みだ。常時雇用ではないため、同社の固定費負担は極力抑えられる。登録スタッフにとっては、スリープロが営業して大手企業から仕事を取ってきてくれ、スキルのアップデートも図れるというメリットがある。

全国にセンター・拠点は9つあり(札幌センター、仙台センター、東京本社、静岡開発部、名古屋センター、大阪センター、広島センター、福岡センター、熊本センター)、全国規模の短期集中販売支援やリコール等に対応できる数少ないプレーヤーである。

ラストワンマイルの作業を行うスキルを持つ12万5千人の全国ネットワークをオンデマンドで動かすことができ、変動費化できているために全国一律のリーズナブルな価格設定ができる、それがスリープロの強みである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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