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【材料】藤商事---1Q売上高は73.05億円、第2四半期以降はパチンコ、パチスロ機を新規投入へ

藤商事 <日足> 「株探」多機能チャートより

藤商事<6257>が29日に発表した2017年3月期第1四半期(16年4-6月)決算は、売上高が前年同期比33.0%減の73.05億円、営業損失が7.64億円(前年同期は12.42億円の黒字)、経常損失が6.99億円(同13.13億円の黒字)、四半期純損失が5.16億円(同8.55億円の黒字)だった。伊勢志摩サミットの入替自粛等もあり、パチンコ遊技機の新規タイトルは1タイトルのみの市場投入となった。

新規タイトルは、「CR遠山の金さん 二人の遠山桜」を6月に投入。商品開発における取り組みとして、四代目金さんを演じた「杉良太郎」氏と、五代目金さんを演じた「高橋英樹」氏の二人の金さんを採用し、テレビ放送当時の映像を色あせることなく再現している。同社によると、「CR遠山の金さん 二人の遠山桜」の販売台数は、第1四半期に8,800台となったが、第2四半期においても計上されるとのことで、計画に対する受注の進捗状況や稼働は好調のようだ。

第2四半期以降の販売計画としては、第2四半期にパチンコ遊技機「CR仄暗い水の底から」、「CRピカれ!まるまるアイランド」の2機種、下半期は5機種を計画。パチスロ機は下半期に2機種の投入を計画している。

17年3月期通期については、売上高が前期比31.0%増の500.00億円、営業利益が同145.7%増の50.00億円、経常利益が同143.6%増の50.00億円、当期純利益が同166.7%増の33.00億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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