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2016年08月02日11時40分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:日本ライフL、日精工、ナノキャリア、そーせい

日本ライフL <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本ライフライン <7575>  5,010円  +705 円 (+16.4%) ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率3位
 日本ライフライン <7575> が連日ストップ高に買われ、上場来高値を更新した。同社は7月29日に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.7倍の17.1億円に急拡大して着地したことが引き続き買い材料視されている。EPカテーテルを中心とする自社製品の医療器具の販売が大きく伸びたことが寄与。腹部用ステントグラフトなど外科関連製品の伸長も収益拡大に貢献した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の48.3億円→69.3億円に43.5%上方修正。増益率が35.2%増→94.0%増に拡大し、従来の18期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■ミロク情報サービス <9928>  1,761円  +132 円 (+8.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 ミロク情報サービス <9928> が続急伸し、連日で上場来高値を更新した。7月29日に発表した決算が引き続き買い材料視されている。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比50.7%増の10.5億円に拡大して着地。会計ソフトやセキュリティ製品の販売が伸びたことが寄与した。ソフト運用支援や保守サービスの伸長も大幅増益に貢献。四半期ベースの過去最高益を13四半期ぶりに更新した。

■日本精工 <6471>  941円  +60 円 (+6.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 日本精工<6471>が大幅高。同社は1日取引終了後、17年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は2318億1800万円(前年同期比7.7%減)、営業利益は146億3700万円(同44.9%減)、最終利益は116億3400万円(同32.4%減)と落ち込んだが、株価はこれを待っていたかのように800円台後半のもみ合いを上に放れた。産業機械関連需要が海外で低調、新興国を中心とした景気減速の影響を受けたほか、円高による輸出採算の悪化も響いた。しかし市場では「利益は事前のコンセンサスを上回っている。国内外証券会社の投資判断も概ね強気を維持、買い戻しを誘発している」(国内準大手証券ストラテジスト)という。

■ナノキャリア <4571>  1,022円  +60 円 (+6.2%)  11:30現在
 ナノキャリア<4571>が3連騰。午前10時過ぎに、次世代型プラットフォーム技術である核酸医薬のデリバリーに適用可能なキャリア技術「NanoFect」が経済産業省の「ものづくり基盤技術の高度化」を支援するサポイン事業に採択されたと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。サポイン事業は、「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」に基づく支援策の一環として、「研究開発等計画」の認定を受けた中小企業者が、ものづくり基盤技術の高度化に資する研究開発、試作品開発ならびに販路開拓への取り組みを促進することを目的に、製品化につながる可能性の高い取り組みを一貫して支援するもの。同事業では、初年度は4500万円を上限として、2年度目は初年度の3分の2額を、さらに3年度目は初年度の半額をそれぞれ上限として、16年度から18年度までの研究開発に要する費用を補助し、これにより3年間で最大9750万円の補助金を受領することになるとしている。

■ニチアス <5393>  864円  +48 円 (+5.9%)  11:30現在
 1日、ニチアス <5393> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比6.5%増の36.3億円に伸びて着地したことが買い材料視された。巻き付け耐火被覆材の販売が増加した建材部門の営業利益が前年同期の5億1000万円の赤字から1700万円の黒字に急浮上したことが寄与。ふっ素樹脂製品やシール材製品が伸びた工業製品部門も増益に貢献した。円高による為替損益4億9800万円の発生を跳ね返し、増益を確保したことが好感された。

■扶桑化学工業 <4368>  1,716円  +94 円 (+5.8%)  11:30現在
 1日、扶桑化学工業 <4368> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比32.4%増の23.6億円に拡大して着地したことが買い材料。ライフサイエンス事業で円高により仕入れ価格が低下したことに加え、コスト削減に取り組んだことが寄与した。第1四半期業績の好調に伴い、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の36億円→40.5億円に12.5%上方修正。従来1.6%減益予想から一転して10.7%増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

■そーせいグループ <4565>  18,080円  +800 円 (+4.6%)  11:30現在
 そーせいグループ<4565>が急伸し1万8000円台に乗せてきたほか、新日本科学<2395>、ナノキャリア<4571>なども大幅高、ペプチドリーム<4587>、タカラバイオ<4974>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>、カイオム・バイオサイエンス<4583>、オンコセラピー・サイエンス<4564>などバイオ関連に物色資金が集中している。市場では「主力株が手がけにくくなっている。日銀の金融政策決定会合でETFの買い入れ枠拡大を決めたが、一部に小出しの政策で緩和政策に行き詰まり感が出ているのではないかという見方が重荷となっている。新興市場に個人投資家資金が流れる傾向にあり、特に休養十分で株価のボラティリティの高いバイオ関連に注目が集まっている」(国内ネット証券大手)と指摘されている。また、「そーせいやペプチドリーム、タカラバイオなど黒字が定着しているバイオベンチャーも多く、テーマ性だけではなく収益面での裏付けも買い人気の背景にある」という。

■旭硝子 <5201>  613円  +26 円 (+4.4%)  11:30現在
 1日、旭硝子 <5201> がモロッコ現地企業と合弁会社を設立し、同国に自動車用ガラス生産拠点を新設すると発表したことが買い材料視された。初の北アフリカ進出となる。モロッコは北アフリカで最も高い経済成長が続いており、すでに欧州自動車メーカーが同国への進出している。新工場は2019年に稼働開始する予定で、合わせガラスや強化ガラスなどの高付加価値製品を生産する。同日発表した16年12月期上期(1-6月)の税引き前利益は、前年同期比33.5%減の367億円に落ち込んだが売り材料視されなかった。

■伊藤忠テクノ <4739>  2,530円  +107 円 (+4.4%)  11:30現在
 1日、伊藤忠テクノソリューションズ <4739> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比5.8%増の19.9億円に伸びて着地したことが買い材料視された。コンビニ向け店舗システム案件の受注が伸びた流通・エンタープライズ事業の収益が急改善したことが寄与。金融・社会インフラ事業の伸長も増益に貢献した。

■日本曹達 <4041>  474円  +19 円 (+4.2%)  11:30現在
 1日、日本曹達 <4041> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.34%にあたる520万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月2日から10月31日まで。 発行済み株式数(自社株を除く)の3.34%にあたる520万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月2日から10月31日まで。同時に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比56.7%減の26.2億円で着地したが売り材料視されなかった。

■合同製鐵 <5410>  177円  +7 円 (+4.1%)  11:30現在
 1日、合同製鐵 <5410> が16年9月上期の連結経常利益を従来予想の7億円→12億円に71.4%上方修正。減益率が65.6%減→41.1%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。原材料である鉄スクラップの価格が想定より低く推移しているうえ、コスト削減が進展したことで採算が改善する。上期業績の上振れに伴い、上期配当を従来計画の1円→2円に増額修正した。併せて、上期増額分を上乗せする形で、通期の経常利益を従来予想の22億円→27億円に22.7%上方修正した。

■Jフロント <3086>  1,220円  +42 円 (+3.6%)  11:30現在
 J.フロント リテイリング<3086>が反発。1日の取引終了後に発表した7月度の売上速報で、百貨店事業の合計売上高は前年同月比2.7%減と7カ月連続で前年実績を下回ったが、月次動向の悪化は織り込み済みとの見方から買いが入っている。クリアランスセールが好調に推移したことで婦人靴、ハンドバッグ、紳士服飾雑貨などが売り上げを伸ばしたほか、化粧品も好調を持続した。ただ、心斎橋店本館建替え工事に伴う面積減の影響が大きかったほか、前年大きく売り上げを伸ばした訪日外国人売り上げの反動減も響き、前年割れを余儀なくされたという。

■小野薬品工業 <4528>  3,943円  +132 円 (+3.5%)  11:30現在
 小野薬品工業 <4528> が大幅続伸。1日、米調査会社IMSヘルスの日本法人アイ・エム・エスジャパンが16年4-6月期の医療用医薬品の国内売上高(薬価ベース)を公表。同社の抗がん剤「オプジーボ」が3位にランクインしたことが買い材料視された。売上金額は前年同期比17.3倍の265億円と急拡大した。金額データでも利用拡大が裏付けられたことを好感した買いが向かった。

■カワチ薬品 <2664>  2,504円  +77 円 (+3.2%)  11:30現在
 カワチ薬品<2664>が4連騰と上値指向が鮮明。同社は東日本で大型郊外店を中心にドラッグストアを展開するが、消費者のデフレマインドが進行するなかで、うまく客足をとらえている。同社が1日に発表した7月度(6月16日~7月15日)の連結月次売上高は、既存店が前年同月比0.9%増と小幅ながらプラスに転じ、全店ベースでも1.4%増と堅調だった。7月度は昨年と比べ梅雨明けが遅れたものの、比較的気温が高く推移したことや販促活動の奏功により、売り上げが伸びた。これを好感するかたちで株価を押し上げている。

■ディスコ <6146>  10,670円  +210 円 (+2.0%)  11:30現在
 ディスコ<6146>が反発。きょう付の日本経済新聞で「2016年4~6月期は、連結営業利益が前年同期に比べ3割減の65億円強となったようだ」と報じられたが、会社側の従来計画である営業利益58億円を上回るとの観測から買いが入っているようだ。記事によると、スマートフォン市場の成長鈍化を受け、装置の販売が減ったが、消耗品の装置部材は想定より好調だったという。なお、同社は17年3月期業績予想は非開示で、第1四半期および第2四半期の業績予想のみ開示している。第2四半期累計(4~9月)は営業利益102億円(前年同期比42.5%減)を見込んでいる。

●ストップ高銘柄
 ジー・スリー <3647>  126円  +30 円 (+31.3%) ストップ高   11:30現在
 ニッセンHD <8248>  126円  +30 円 (+31.3%) ストップ高   11:30現在
 ショーケース <3909>  1,117円  +150 円 (+15.5%) ストップ高   11:30現在
 アルファクス <3814>  1,141円  +150 円 (+15.1%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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