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【材料】合同製鉄が反発、鉄スクラップ価格の低位安定で17年3月期営業利益予想を上方修正

 合同製鉄<5410>が反発。1日の取引終了後、17年3月期の連結業績見通しについて、営業利益を18億円から23億円(前期比47.1%減)へ、純利益を16億円から21億円(同63.0%減)へ上方修正したことが好感されている。

 売上高は960億円(同4.0%減)を据え置いたものの、鉄スクラップ価格の低位安定を受けて、メタルスプレッドが当初計画よりもやや拡大していることが寄与。コスト削減の進捗も奏功するという。また、業績予想の修正に伴い、従来1円を予定していた中間配当を2円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されている。

 なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高235億1500万円(前年同期比14.6%減)、営業利益4億500万円(同54.3%減)、純利益4億円(同58.7%減)だった。鋼材の販売単価が下落したことで、売上高・利益が落ち込んだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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