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【市況】東京株式(寄り付き)=反落、原油市況急落でリスクオフ意識

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京株式市場は売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比166円安の1万6469円と反落。

 前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら6日続落、一方でナスダック指数は5日続伸と明暗を分けているが、全般は上値の重さが意識されている。原油先物価格が急落したことでエネルギー関連株が売られており、東京市場でもこのリスクオフの流れが波及。日経平均は前日に小幅続伸したものの全体の7割の銘柄が下げるなど、地合いは軟調といってよく、目先利益確定売りを誘発している。一方、政府はきょう事業規模28兆円の大型経済対策を閣議決定する。これを受けて内需株を中心に政策テーマが下値を支えそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、食料品、その他製品を除き安い。値下がりで目立つのは保険、金属製品、鉱業、銀行、非鉄など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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