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【市況】2日の株式相場見通し=前日までの先物主導の上昇に反動安

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京株式市場は、外国為替市場での円高・ドル安進行にも関わらず、日経平均株価が、前週末きのうと続伸したことへの反動も予想されることから、売り優勢の展開となりそうだ。一方、佳境を迎えている4~6月期決算発表の内容を評価しながらの個別物色は継続しそうだ。2日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=102円20銭台での推移となっている。

 1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比27.73ドル安の1万8404.51ドルと6日続落。NY原油先物価格が一時、1バレル=40ドル台を下回り、約3カ月ぶりの安値水準をつけたことから、石油関連など資源株が軒並み安となり、全般相場の軟調推移につながった。ナスダック総合株価指数は、前週末比22.065ポイント高の5184.196と5日続伸した。

 日程面では、政府が経済対策を閣議決定、7月の消費動向調査、7月のマネタリーベースに注目。海外では、韓国サムスン電子が新型スマートフォン発表会、米7月の自動車販売、米6月の個人消費支出が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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