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【材料】イーレックス---太平洋セメントとバイオマス発電による電力卸事業の合弁会社設立

イーレックス <日足> 「株探」多機能チャートより

イーレックス<9517>は29日、太平洋セメント<5233>との共同出資により岩手県大船渡市(太平洋セメント大船渡工場内)に大船渡発電社を設立し、木質バイオマス発電による電力卸事業を行う事を決議し、本日、株主間協定書を締結したと発表した。

新会社は大船渡市赤崎町に所在する太平洋セメント大船渡工場敷地内に発電規模75MW(国内最大規模、再熱式蒸気タービン採用)の発電設備を建設し、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を利用して同社への電力卸事業を行うもので、発電所建設は2016年度より着手、2019年秋に完成し、以後20年にわたり発電・売電する計画としている。主なバイオマス燃料はパームヤシ殻(PKS:Palm Kernel Shell)と太平洋セメントが他社と共同で発電燃料化に成功したパーム空果房(EFB:Empty Fruit Bunches)でこの混焼により安定的な操業を確保するとしている。

なお、本件の2017年3月期連結業績に与える影響は軽微とのこと。

《TN》

 提供:フィスコ

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