市場ニュース

戻る
2016年08月02日05時00分

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

ミロク情報 <日足> 「株探」多機能チャートより

■ミロク情報サービス <9928>  1,629円 (+267円、+19.6%) 一時ストップ高

 東証1部の上昇率2位。7月29日、ミロク情報サービス <9928> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比50.7%増の10.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。四半期ベースの過去最高益を13四半期ぶりに更新した。会計ソフトやセキュリティ製品の販売が伸びたことが寄与。ソフト運用支援や保守サービスの伸長も大幅増益に貢献した。

■日本ライフライン <7575>  4,305円 (+700円、+19.4%) ストップ高

 東証1部の上昇率3位。7月29日、日本ライフライン <7575> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.7倍の17.1億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。EPカテーテルを中心とする自社製品の医療器具の販売が大きく伸びたことが寄与。腹部用ステントグラフトなど外科関連製品の伸長も収益拡大に貢献した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の48.3億円→69.3億円に43.5%上方修正。増益率が35.2%増→94.0%増に拡大し、従来の18期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■ジーテクト <5970>  1,804円 (+224円、+14.2%)

 東証1部の上昇率5位。7月29日、ホンダ系の自動車骨格部品メーカーであるジーテクト <5970> が17年3月期の連結経常利益を従来予想の104億円→123億円に18.3%上方修正。従来の8.6%減益予想から一転して8.1%増益見通しとなったことが買い材料。鉄スクラップ価格の上昇や型設備の利益改善で北米事業の採算が計画より上向くことが寄与。国内の非量産売上の増加に加え、コスト削減なども利益上振れに貢献する。

■セーレン <3569>  1,148円 (+140円、+13.9%)

 東証1部の上昇率6位。7月29日、自動車用シート材大手のセーレン <3569> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比14.9%増の24.8億円に伸びて着地したことが買い材料視された。円高の影響があったものの、米国や中国で合成皮革「クオーレ」を中心に高付加価値品の販売が大きく伸びたことが寄与。生産性向上や経費削減に取り組んだことも増益に貢献した。

■みらかホールディングス <4544>  5,380円 (+650円、+13.7%) 一時ストップ高

 東証1部の上昇率7位。29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2%減益も対上期進捗は過去平均を超過」が好感された。みらかホールディングス <4544> が7月29日大引け後(15:15)に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比1.9%減の62.5億円となり、4-9月期(上期)計画の117億円に対する進捗率は53.2%に達し、5年平均の50.1%も上回った。

■ぐるなび <2440>  3,045円 (+331円、+12.2%)

 東証1部の上昇率8位。7月29日、ぐるなび <2440> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比19.6%増の19.3億円に伸びて着地したことが買い材料視された。地方展開の強化などが奏功し、飲食店販促支援サービスの有料加盟店が拡大したことが寄与。上期計画の28億円に対する進捗率は69.0%に達しており、業績上振れが期待される。

■日本特殊陶業 <5334>  1,872円 (+166円、+9.7%)

 7月29日、日本特殊陶業 <5334> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.2%にあたる700万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月1日から10月31日まで。同時に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比38.1%減の118億円に落ち込んだが売り材料視されなかった。

■大崎電気工業 <6644>  910円 (+80円、+9.6%)

 1日14時、大崎電気工業 <6644> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の13.9億円に急拡大したことが好感された。主力の計測制御機器事業で国内電力会社向けにスマートメーターの販売が伸びたうえ、欧州・豪州向け電力量計の販売好調で22.5%の大幅増収となったことが寄与した。上期計画の17.5億円に対する進捗率は79.8%に達し、5年平均の62.7%も上回ったことで、上期業績の上振れを期待する買いも向かった。

■PI <4290>  1,692円 (+144円、+9.3%)

 プレステージ・インターナショナル <4290> が続伸、年初来高値を更新した。同社は7月29日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表、純利益を26億円から27億円(前期比1.2%増)へ上方修正し、売上高は300億円(同9.8%増)、営業利益は37億5000万円(同12.1%増)で据え置いた。持分法による投資利益が寄与している。

■コーセー <4922>  10,430円 (+850円、+8.9%)

 コーセー <4922> が大幅続伸。7月29日取引終了後、17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績予想の修正を発表し、売上高を1220億円から1240億円(前年同期比7.4%増)へ、営業利益を140億円から183億円(同1.4%増)へ上方修正したことが好感された。「コスメデコルテ」「ジルスチュアート」などハイプレステージブランドを中心として国内販売が好調に推移していることに加え、米タルト社の好業績が続いていることが要因としている。なお、あわせて発表した第1四半期の連結決算は売上高624億1900万円(前年同期比10.5%増)、営業利益101億7300万円(同19.1%増)だった。

■トクヤマ <4043>  346円 (+27円、+8.5%)

 トクヤマ <4043> が急伸。同社が7月29日取引終了後に発表した17年3月期の第1四半期(4-6月)連結決算は、売上高は731億6300万円(前年同期比0.8%減)と微減だったものの、営業利益は95億3100万円(同3.2倍)、最終利益は55億4500万円(同92.4倍)と高変化を示した。これをポジティブ視する買いを呼び込んだ。半導体向け多結晶シリコンが採算改善に加えて需要も好調、セメントも輸出が増加基調で収益に貢献している。

■メディパル <7459>  1,825円 (+133円、+7.9%)

 7月29日、メディパルホールディングス <7459> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比33.9%増の149億円に拡大して着地したことが買い材料。薬価引き下げの影響があったものの、後発医薬品や新薬の販売増加や、原価低減で医療用医薬品等卸売事業の採算が急改善したことが寄与。インバウンド需要を背景とする化粧品・日用品卸売事業の収益拡大も大幅増益に貢献した。

■クラリオン <6796>  276円 (+20円、+7.8%)

 7月29日、クラリオン <6796> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比10.7%増の17.8億円に伸びて着地したことが買い材料視された。好調な海外自動車市場を背景に、北米向け車載用音響機器の販売が伸びたことが寄与。円高の影響や国内販売の低迷を、原価低減による採算改善で補い、増益を確保した。

■PALTAC <8283>  2,177円 (+147円、+7.2%)

 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は23%増益で着地」が好感された。PALTAC <8283> が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.6%増の53.2億円に伸び、4-9月期(上期)計画の102億円に対する進捗率は52.2%に達し、5年平均の43.6%も上回った。

■M&Aキャピ <6080>  2,306円 (+151円、+7.0%)

 7月29日、M&Aキャピタルパートナーズ <6080> が16年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の14.3億円→18.1億円に26.5%上方修正。従来の5.6%減益予想から一転して19.4%増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが好感された。第4四半期(7-9月)に複数の大型案件など想定よりM&A成約件数が増え、売上が計画を21.8%も上回ることが利益を押し上げる。同時に発表された15年10月-16年6月期(第3四半期累計)の経常利益は前年同期比8.2%減の10.1億円にとどまった。成約件数は伸びたものの、積極的な設備投資や広告宣伝費の増加が利益を圧迫した。


株探ニュース

日経平均