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【材料】ウインテストが後場カイ気配、ロボットアーム型重量キャンセル搬送装置の試作機を共同開発

ウインテスト <日足> 「株探」多機能チャートより
 ウインテスト<6721>が後場カイ気配スタート。この日正午ごろ、慶応義塾先端科学技術研究センター(横浜市港北区)との共同開発で、「自重補償機構」技術を用いたロボットアーム型重量キャンセル搬送装置の試作機が完成したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 今回の共同研究は、従来の電気モーターやエンジンなどの動力源を持つものではなく、いかなる動力や重り、油圧・空圧機器を使用しない「自重補償機構」の開発を進めていたもの。開発した試作機は、バネの弾性力を応用した軽量かつシンプルな構造の「自重補償機構」を内蔵したロボットアームで、綿密な計算で作りこまれた人の前腕部と同様の寸法および軸配置で、ロール軸を除く各軸にて搬送する重量物の自重補償を達成しているほか、自身の腕部分の自重をも含めた完全な自重保障が成立。従来方式のロボットアームと比較してパワーウエートレシオの大幅な向上を達成したという。

 今後は、従来大電力モーターと電源が必要だった産業用や介護用アシスト機器の小型軽量化への応用を進める方針。なお、同件による、17年7月期業績への影響は軽微としている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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