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【市況】東京株式(寄り付き)=円高進行受け売り優勢で始まる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 週明け1日の東京株式市場は大幅に売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比153円安の1万6415円と反落。

 名実ともに月替わりとなった東京株式市場だが、外国為替市場で1ドル=102円台前半の推移と円高が進行していることから、主力株中心にリスクを回避する展開となっている。4~6月期の米GDP速報値は前期比年率1.2%増と市場コンセンサスを下回る水準で利上げが後ずれするとの思惑がドル売りの動きにつながっている。前週末の米国株市場でNYダウが小幅ながら5日続落と下値を探る展開となっているが、今週は米経済指標が目白押しであり、為替を絡め神経質な展開が続きそうだ。また、きょうは前場取引時間中に発表される中国の経済指標などもあり、マーケットの注目が集まりそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで目立つのは非鉄、海運、機械、ゴム製品、空運など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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