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【経済】深セン・香港「相互乗り入れ」は8月解禁発表、早ければ10月実施=HKSA


香港証券業協会(HKSA)の繆英源(ベニー・マウ)会長は29日、深セン・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)について、8月に解禁が正式発表され、早ければ10月に取引がスタートするとの見通しを示した。
香港ラジオ番組での発言を複数メディアが伝えた。繆会長は番組の中で、深セン・香港「相互乗り入れ」の解禁により、人民元投資ルートが多様化すると指摘。中国本土の投資家にとっては、非人民元建て商品に投資することで、リスクヘッジが可能になると説明した。
このほか、今週25日に香港証券取引所で導入された「クロージングオークション・セッション(CAS)」について、現時点で大きな問題は見られないとの認識を示した。ただ、同メカニズムが市場の安定化にもたらす効果を判断するには、全銘柄への適用拡大を待つ必要があると説明している(現時点では、ハンセン指数構成銘柄やAH重複上場銘柄などのみ対象)。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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