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【市況】欧州大手証券がドメインビジネスの全体像についてのリポート、国内ではGMOを紹介

GMO <日足> 「株探」多機能チャートより
 クレディ・スイス証券のインタネット・セクターのリポートでは、2012年以降、ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)が新しいドメインの募集を実施したことでドメインの種類が格段に増えたことに伴い、新しいレジストリがドメインビジネスに参入することとなったと紹介。それでも、市場全体を見てみると、.comや.netを管理するVerisignが圧倒的なシェアを占めていることに変わりはないと指摘。また、ドメインの販売会社にあたるレジストラに目を向けてみると、各国でさまざまな企業が存在しているものの、レジストリ市場と同様に、アメリカの企業GoDaddyがシェアの約30%を握り他社を大きく引き離していると解説。

 日本国内においては、GMOインターネット<9449>がレジストリ、レジストラとして大きなシェアを持っていると紹介。もともと、主に「お名前.com」というサービスを通じてレジストラ業を中心に事業を展開していたが、2012年のドメイン種類拡大の際に、新しいドメインを取得しレジストリ業も開始。2016年にはオークションの末に.shopを4150万ドルで落札し、レジストリ業としてのさらなる飛躍を目指していると解説している。
《MK》

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