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【材料】好・悪材料の出尽くした任天堂の投資評価を引き上げ、SMBC日興証券(花田浩菜)

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

「ポケモノミクス」という言葉も生まれるほど、市場にも大きな影響を与えている「ポケモンGO」ですが、SMBC日興証券ではその主役銘柄である任天堂<7974>の投資評価を従来の「3」から「2」に、目標株価を従来の14,500円から21,500円に引き上げると発表しています。

といっても、ポケモンGOの熱狂がその理由というわけではないようです。

SMBC日興証券によれば、同社の評価についてはすでに『ポケモンGOのブームも織り込み済みで好材料にも出尽くし感がある一方、2年振りの赤字となった17/3期1Q決算など株価悪材料は出尽くしたとみられる』とのこと。

そして同社の19/3期について『2017年3月に発売予定の新型家庭用ゲーム機「NX」の収穫期入りが見込まれることを主因として、営業利益は前期比2倍の1,570億円、経常利益は前期比68%増の1,830億円と予想する』としています。

株式市場の注目はすでにポケモンGOから今秋配信予定の「どうぶつの森」、「ファイアーエムブレム」や2017年3月発売予定の「NX」に移っているようですね。

詳しくは7/29付けの「Opening Bell」を見てみてくださいね。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《FA》

 提供:フィスコ

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