【市況】ETF売買動向＝29日前引け、純パラ信託が新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比19.1％増の1217億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同15.8％増の1098億円だった。

　個別では純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> 、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が4.07％高、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> が4.00％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は8.70％安、ＵＢＳ 英国大型株 <1389> は4.80％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.44％安、ＥＴＦＳ　エネルギー商品指数上場投資信託 <1685> は4.32％安、ＵＢＳ　英国株 <1392> は4.01％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が65円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金670億2900万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金656億1400万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が213億7400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が58億4700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が47億1000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が30億5500万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が16億6200万円の売買代金となった。

株探ニュース