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【経済】中国:拘束日本人は日中交流団体幹部、衆院調査員の経歴も


今月中旬から中国を訪問し、行方不明になっている日本人男性について、香港星島日報は28日、日本の中国語ニュースサイト「日本新聞網」を引用する形で、日中交流団体「日中青年交流協会」理事長の鈴木英司さん(59)とみられると報じた。
星島日報によると、鈴木さんはスパイ容疑で中国の警察に拘束されたとみられる。菅義偉官房長官は28日、「日本政府はいかなる国に対してもスパイ行為はしていない」と述べた。
鈴木さんは1983年以来、200回以上にわたって中国を訪問。1997年からは北京外国語大学の客員教授を務めるなど、中国で長年、研究や教育に携わってきた。2010年に同協会を設立し、日中交流活動を行っていた。
今年4月からは、衆議院調査局・国家基本政策調査室の客員調査員として、中国情勢と北朝鮮問題の調査分析を進めていた。5月には調査局で、「中国の外交」というテーマで講演を行っている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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