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2016年07月29日08時54分

【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 16,200円~16,600円

 米株式市場は、日本の金融政策を見極めたいと、様子見から積極的な売買が控えられ、3指数は高安まちまちで取引を終了。シカゴの日経平均先物は、日本市場が大きく下落した反動もあって値上がりして取引を終えているが、早朝の為替市場でドルが急落(円は急騰)し、対円で一時103円台を記録していることから、東京市場の取引開始までにドルが戻らなければ、マーケットは波乱状態での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、日銀の政策決定会合の結果(昼頃発表予定)待ちの状態から、多くの参加者は小さなポジション調整で様子を伺う展開が推測され、寄値近辺から大きな値動きは見られない公算だが、このところ金融政策決定後に大きく下落する機会が多いだけに、前半はやや方向感の乏しい売買が想定される。

 そして午後の取引では、米誌では日本政府が50年債発行を検討などと報じ、禁じ手でもあるヘリマネの思惑までが一部で広がるなど、政策についてはかなりハードルが高くなっていることから、インパクトのある内容でない場合は、失望売りから調整色を強める可能性が高い点には十分注意したいところだ。

 テクニカル的には、5日移動平均線(16,524円前後)が目先の抵抗線となり、75日移動平均線(16,373円前後)が目先の下値メドとなるが、日銀の政策決定会合の結果発表後に急落すると、25日移動平均線(16,000円前後)近くまでの押しも視野に入り、急騰なら17,000円近くまでの上昇も期待される。

 新興市場のジャスダック平均は、75日移動平均線(2,476ポイント前後)が本日の抵抗線で、25日移動平均線(2,445ポイント前後)がサポートラインとなり、マザーズ指数は、200日移動平均線(931ポイント前後)が目先の上値メドで、下値は850ポイントあたりとなる見通しだ。

 本日の予想レンジ 16,200円~16,600円。(ストック・データバンク 編集部)

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