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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月29日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、本日の寄り付き値が下放れると、その動きがかなり弱い形になるので、目先の下げ余地が大幅に拡大し、日銀会合の結果を待たずして、そのまま下げの流れへ入るという見方になります。

 しかし、昨晩の225先物が下値堅く推移したことで、本日の日経平均は上放れて始まると考えらます。そのため、まだ、強弱のどちらの可能性も残しています。

 日銀会合の結果はわからないので、発表までの時間にどう動くのかが本日のポイントになります。

 本日の価格が上放れる場合、寄り付き後の価格が下げても、昨日の安値1万6450円前後で下値を支えられると考えられます。

 寄り付き後に価格が上げるなら、そのまま緩やかに上値を試す動きを継続すると考えられます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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