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【通貨】NY為替:日本の財政・金融刺激策拡大への期待で円反落

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円66銭から105円51銭まで上昇し、105円30銭で引けた。週次新規失業保険申請件数が予想を上回ったことや、6月前渡商品貿易赤字の予想外の拡大を嫌ったドル売りが優勢となった。その後、日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えて、日本の財政・金融刺激策の拡大期待で円売りが加速。

ユーロ・ドルは、1.1108ドルから1.1069ドルへ下落して1.1076ドルで引けた。ユーロ圏の景況感が予想外に改善したほか、ドイツの失業率が過去最低を更新、独7月消費者物価指数の上昇を受けてユーロ買いが優勢となった。ただ、戻り高値からはユーロ圏の金利先安感に伴うユーロ売りに上値は抑制された。ユーロ・円は、116円02銭から116円85銭へ上昇。日本の追加緩和観測を受けた円売りが強まった。

ポンド・ドルは、1.3117ドルへ下落後、1.3182ドルへ上昇。

ドル・スイスは、0.9833フランから0.9794フランへ下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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