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【市況】NY株式:ダウは15ドル安、日銀の金融政策決定会合を控え小動き

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

28日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は15.82ドル安の18456.35、ナスダックは15.17ポイント高の5154.98で取引を終了した。朝方は原油安や主要企業決算を受けて、売り買いが交錯する展開となった。昨日のFOMCで具体的な利上げ時期を示唆する内容が含まれなかったほか、明日の日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から手控えムードとなった。セクター別では、小売や食品・飲料・タバコが上昇する一方で自動車・自動車部品や電気通信サービスが下落した。

自動車大手のフォード(F)は決算内容が嫌気され、下落。オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)は通期の出荷見通しを引き下げ、軟調推移。非鉄金属のアルコア(AA)は1対3の株式分割を発表したが、売られた。一方で、ソーシャル・ネットワークのフェイスブック(FB)は決算内容が好感され、上昇。ソフトウェアのオラクル(ORCL)は同業のネットスイート(N)を93億ドルで買収することを発表し、買われた。

検索大手のアルファベット(GOOGL)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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