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【テク】日経平均テクニカル:シグナルは続々と悪化へ


大幅に反落。売り先行で始まった後は16600円を回復する場面もみられたが、5日移動平均線を挟んでの攻防に。ボリンジャーバンドでは、+1σを上回って始まったが、結局は上値抵抗として意識されつつある。一目均衡表では、支持線として意識される雲上限での踏ん張りがみられたが、こちらも我慢しきれず雲上限を割り込んでいる。また、転換線にも上値を抑えられている。来週には、雲上限が16500円辺りから一気に16240円近辺まで切り下がってくるため、雲に沿った調整が警戒されよう。

パラボリックのSAR値は16440円まで切り上がってきており、もう一段の調整となると、陰転シグナル発生が警戒される。MACDはシグナルとの乖離が急速に縮小していることから、陰転シグナル発生の可能性は高いとも言えよう。

《MT》

 提供:フィスコ

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