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【市況】マザーズ指数は反落、積極的な買いは限定的、本日IPOのリファインバスは堅調な初値/マザーズ市況

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、前日の上昇に対する利益確定売りや、相場の地合いに連れたリスク回避の売りが優勢となった。日本銀行・金融政策決定会合の結果発表を明日に控えていることに加え、決算発表が本格化して大型株の値動きが大きくなっていることもあり、マザーズ銘柄に対する積極的な買いは限定的だった。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で528.91億円と前日から減少し、低迷が続いている。騰落数は、値上がり56銘柄、値下がり164銘柄、変わらず10銘柄となった。マザーズ指数は900pt台前半で低調に推移している。
 個別では、サイバーダイン<7779>やインベスターC<1435>が反落し、ミクシィ<2121>も小反落となった。AWS?HD<3937>は米国企業との取引を本格開始して朝方急伸したが、利益確定売りに押され小幅安で取引を終えた。また、前日大きく買われたセラク<6199>やアンビション<3300>のほか、エイティング<3785>、じげん<3679>が10%超の下げとなった。一方、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>が小反発し、ブランジスタ<6176>やインソース<6200>も上昇。オンコリスバイ<4588>やインスペック<6656>は上昇が目立ったが、引けにかけてやや上げ幅を縮小した。また、リリースを受けて業績期待が高まったウェルス<3772>がストップ高比例配分となり、デザインワン<6048>も終値で13%近い大幅上昇となった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したリファインバス<6531>は公開価格を63%上回る初値を付けた。
《HK》

 提供:フィスコ

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