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【特集】エイジア Research Memo(4):安全性を示す自己資本比率は81.3%と高水準を継続

エイジア <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

(2)財務状況と経営指標

エイジア<2352>の2016年3月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比236百万円増加の1,405百万円となった。主な増減要因としては、流動資産では資金運用のための預け金が100百万円増加し、固定資産では有形固定資産が37百万円、無形固定資産が22百万円、投資その他の資産が62百万円それぞれ増加した。

一方、負債は前期末比44百万円増加の250百万円となった。流動負債で未払金が20百万円、未払費用が11百万円増加したことが主因だ。また、純資産は利益剰余金の増加を主因に前期末比191百万円増加の1,155百万円となった。

経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は81.3%と高水準を継続しているほか、無借金経営を続けており、財務の健全性は高いと判断される。なお、同社は発行済み株式数の11.7%を自己株式として保有しているが、同株式については今後M&Aを実施する際などに活用していくことを考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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