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2016年07月28日16時53分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年7月28日

 28日の市場は日経平均が反落。終値は前日比187円安の1万6476円だった。前日に急伸した反動や1ドル=104円台に入った円高が嫌気されてこの日は終日マイナス圏で推移。若干弱めの決算発表も買いの手をやや萎縮させたようだ。明日の日銀金融政策決定会合の結果を前に売買も消極的。東証1部の出来高は再び20億株を割り込んでいる。

 昨日の米国市場はFOMCの結果をプラスともマイナスとも受け取れず気迷い商状となり、ダウ平均は最終的に小幅ながらも3日続落となった。FOMCで追加利上げの時期に触れなかったため市場は金融政策に関して消化難に。ただ、景気見通しが良かったことから下値は限定的だった。アップルは決算が好感されて急伸し、これにつられてナスダック指数は年初来高値を更新している。一方、東京市場は政府が28兆円規模の経済対策を公表したにもかかわらず、円相場が上昇したことで朝から反落のスタートに。明日の日銀金融政策決定会合に関しても「ヘリマネ」以外の部分は概ね織り込まれた感があり、徐々に材料出尽くし売りといった状況に移行しつつある。米国のFOMC後の声明を受けて、利上げは9月という見方が一部に出たが、円相場を見ると1回分の利上げは織り込み済みとばかりに強含み(ドルは下落)で推移。円安方向への支援材料が細っている状況といえよう。さて、今週一番の注目イベント、日銀政策会合の結果が明日の昼頃に判明する。追加緩和を予想する声は多いが、市場の想定を超えなければ売り圧力は高まるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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