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2016年07月28日15時28分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):日立化、スタンレー、ミスミG、ブロンコB

日立化 <日足> 「株探」多機能チャートより
■日立化成 <4217>  2,177円  +133 円 (+6.5%)  本日終値
 日立化成<4217>が大幅続伸。同社は27日引け後、17年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、売上収益は前年同期比9.1%減の1250億4200万円、営業利益は同9.8%増の120億3600万円となった。国内大手証券では、為替前提を円高への見直し(108→105円/ドル)を行ったものの、ダイボンディング材などの売上増などを予想に織り込み、17年3月期以降の営業利益予想を増額修正するとのリポートをリリース。今後も海外拠点での生産性改善策発表などが株価に好影響を与えるとみて、レーティングは「バイ」を継続。目標株価は2300円から2500円へ引き上げている。

■スタンレー電気 <6923>  2,477円  +147 円 (+6.3%)  本日終値
 スタンレー電気<6923>が急伸。野村証券は同社について、高付加価値製品であると同時に開発・生産面での負荷の高いLEDヘッドランプの増産局面にあり、今後、売上増を利益増に効率的に繋げられる確度が高まれば強気に転じることも可能であろうとリポートで紹介。17年3月期下期からは一段のLED比率の上昇が見込まれることから、生産効率を高めるための部品共通化等を進めることの重要性が更に高まろうと指摘。レーティングは「ニュートラル」を継続し、目標株価は2400円から2450円へ引き上げている。また、SMBC日興証券のリポートによると、業績予想の再考を行ったと紹介。円高を全社的な原価低減や経費節減で吸収するとみて、同証券の営業利益予想を若干上方修正。それに伴い目標株価を2250円から2400円に引き上げ、投資評価は「2」(中立)を継続している。

■ミスミグループ本社 <9962>  1,877円  +106 円 (+6.0%)  本日終値
 27日、ミスミグループ本社 <9962> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比24.3%増の74.8億円に伸びて着地したことが買い材料視された。四半期ベースの最高益を2四半期ぶりに更新した。取り扱いメーカーの拡大で生産設備関連部品などの生産材の販売が伸びたネット通販事業が収益を牽引した。上期計画の127億円に対する進捗率は58.9%に達しており、堅調な業績を好感する買いが向かった。

■ブロンコビリー <3091>  3,245円  +140 円 (+4.5%)  本日終値
 ブロンコビリー<3091>が高い。同社の業績見通しに対してアナリストからの強気評価が出ている。いちよし経済研究所は27日、同社株のフェアバリューを3900円から4100円に引き上げた。レーティングは「A」を継続した。仕入れコストの削減やセントラルキッチンの生産性向上などで業績は拡大基調。輸入牛肉の仕入れ価格低下も見込める。同証券では、16年12月期の連結営業利益は前期比27%増の31億円(会社予想28億円)と増額修正を予想している。岩井コスモ証券も27日、業績好調を評価し同社株の投資判断の「A」を継続するとともに、目標株価を3800円(従来3000円)に引き上げている。

■フロイント産業 <6312>  1,670円  +51 円 (+3.2%)  本日終値
 フロイント産業<6312>が反発。岩井コスモ証券が27日付のリポートで、投資判断「A」、目標株価2000円でカバレッジを開始したことが好感されている。同社は、医薬品の製造機器で国内首位を占めているほか、添加剤などの化成品を手掛けている。国内のジェネリック医薬品メーカーによる増産投資が同社の業績を中長期的に押し上げるとしており、17年2月期営業利益予想は会社計画19億円を上回る21億円を見込んでいる。

■日本航空電子工業 <6807>  1,531円  +46 円 (+3.1%)  本日終値
 日本航空電子工業<6807>が続伸。27日取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、急激な円高による為替差損の発生および円高傾向が続くとの見通しから営業利益を190億円から160億円(前期比10.8%減)へ下方修正したが、業績下振れは想定内との見方から買われている。なお、売上高は2100億円(同17.0%増)で据え置いた。注力する携帯機器、自動車、産機・インフラを中心に売上高は堅調に推移すると見込んでいる。あわせて発表した第1四半期の連結決算は売上高366億9400万円(前年同期比24.5%減)、営業利益14億3100万円(同78.1%減)だった。

■カワチ薬品 <2664>  2,247円  +62 円 (+2.8%)  本日終値
 27日、栃木地盤のドラッグチェーンであるカワチ薬品 <2664> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比34.2%増の17.6億円に拡大して着地したことが買い材料視された。価格戦略や品揃えの見直しを図り既存店売上高が堅調に推移する中、販管費を抑制したことなどが利益拡大に貢献した。上期計画の34.5億円に対する進捗率は51.1%に達しており、堅調な業績を好感する買いが向かった。

■ベクトル <6058>  2,898円  +74 円 (+2.6%)  本日終値
 ベクトル<6058>が反発。いちよし経済研究所では、海外PRはやや低調も、その他は予想を上回るペースで推移していると指摘。特に、動画事業(NewsTV)が急拡大していることを勘案し、18年2期の営業利益予想を39億円から42億円に、19年2月期を同50億円から54億円に引き上げ。レーティングは「A」を継続、フェアバリューを3400円から3700円に引き上げている。

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