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【材料】ディスコが続伸、国内大手証券は今後も業界平均を上回る成長を遂げようと解説

ディスコ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ディスコ<6146>が続伸。現在は今日の高値圏で推移している。

 国内大手証券は、同社が27日引け後に17年3月期第1四半期(4~6月)の連結売上速報および個別業績速報を発表したことを受け、リポートをリリース。連結売上速報は312億7300円となり、会社が5月に発表した286億円の計画を上回ったと紹介。台湾、中国市場の回復が想定よりも早かったと説明、日米欧韓の市場は想定通りであると指摘。ただ、個別の営業利益速報は、前年の高付加価値製品の販売増の反動や円高の影響に加え、販売管理費比率の増加により、53億5300万円と、前年同期の82億円から大幅に減少したと解説。

 ただ、市場環境は改善しつつあり、同証券は16年7~9月期以降、受注は回復すると予想。円高は逆風であるものの、中期的視点からの布石は怠りないとみて、同社は今後も、業界平均を上回る成長を遂げようと解説。レーティング「バイ」、目標株価1万4191円を継続している。
《MK》

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