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【通貨】明日の為替相場見通し=FOMCの声明文を注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=105円00~106円30銭。

 この日は、一部で政府が50年債の発行を計画していると報じられ、昼過ぎにかけ106円50銭台まで円安が進行した。しかし、財務省理財局が報道の内容を否定したと伝えられると、一気に売りが膨らみ105円半ばへと反落した。28~29日に予定されている日銀金融政策決定会合の内容が注目を集めているが、まずは日本時間28日の午前3時に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に視線が向かいそうだ。FOMCでは金融政策の現状維持が発表される見通しだが、その声明文の内容が相場を左右しそうだ。もし、利上げに前向きなタカ派的な内容なら再度106円乗せから上値を試すことも予想される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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