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2016年07月27日17時14分

【市況】明日の株式相場見通し=イベント控え模様ながめ、期待先行に警戒感も

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(28日)の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合の内容発表を翌日に控えて、模様ながめムードが強まりそうだ。きょうは、政府が打ち出す経済対策が、従来予想に比べて大型になるとの観測に加え、追加金融緩和への期待感も強まったことから、外国為替市場で円安・ドル高が進行し、日経平均株価も大幅な反発をみせた。

 市場関係者からは「きのうまでの3日間で、日経平均株価が合計427円安と下落したことで、それまでの短期的な相場上昇の過熱感がやや和らいでいたところに、改めて政策期待感が強まりこれが買いにつながった。ただ、実際に何らかの追加金融緩和策が実施されたとしても、その内容次第では失望感につながるケースも想定されるため警戒は必要」との見方が出ていた。

 27日の東京株式市場は買い優勢。後場から一気に上昇が加速し、日経平均株価は一時、前日比438円高まで買い進まれる場面もあった。これは、一部海外メディアが「政府が50年債の発行を検討している」と報じ、これがヘリコプターマネー政策を連想させ、外国為替市場で一時、1ドル=106円台半ばで円安・ドル高が進行したことによる。終値は前日比281円78銭高の1万6664円82銭と4日ぶり大幅反発した。

 日程面では、合成樹脂を製造し販売する再生樹脂製造販売事業や、産業廃棄物処理事業を手掛けるリファインバース<6531>が東証マザーズに新規上場する。さらに、日銀の金融政策決定会合(~29日)、6月の乗用車8社の生産・輸出実績に注目。海外では、中国最大級のゲーム展示会「チャイナジョイ2016」(~31日)が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)



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