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【特集】フリービット Research Memo(7):「Health Tech」、「IoT」、「不動産Tech」で成長を目指す

フリービット <日足> 「株探」多機能チャートより

■フリービット<3843>の業績動向

(3)中期事業方針「SiLK VISION 2020」について

2013年3月に発表した2016年4月期までの中期経営計画「SiLK VISION 2016」が終了したことを受けて、2020年4月期までの中期事業方針「SiLK VISION 2020」を発表した。対外的にコミットできるフリービットグループの2020年4月期連結業績目標として、売上高500億円、営業利益50億円の達成を目指すことを掲げた。

その基本方針は、既存事業の「モバイル」、「アドテクノロジー」領域における事業強化による成長をベースに、同社が「SiLK VISION 2016」で掲げた「生活革命」の領域で「Health Tech」、「IoT」、「不動産Tech」の3つの分野で新規事業を立ち上げることにより、中長期的に事業拡大を目指すというものだ。

なお、生活革命領域における3分野については、「IoT」に関しては同社が夏から監視カメラや各種センサーにバンドルした新モバイル通信サービスを開始する予定となっている。「Health Tech」に関しては同社が新規事業(具体的な内容については現在検討中)を立上げ、同分野で関連するクライアントを抱えるフルスピードと連携し、シナジー効果を追求するための事業展開を企画している。「不動産Tech」に関しては不動産ビジネスに特化しているギカプライズが既存事業を足掛かりに取り組む計画。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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