【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … キヤノン、オリックス、エムスリー (7月26日発表分)
コメリ <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 コメリ <8218>
17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比1.2%減の63.3億円となり、4-9月期(上期)計画の120億円に対する進捗率は5年平均の58.7%を下回る52.8%にとどまった。
▲No.2 SMK <6798>
17年3月期第2四半期の連結経常損益を従来予想の5億円の黒字→5億円の赤字(前年同期は28億7900万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.5 小野測器 <6858>
16年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比24.3%減の6.1億円に減ったが、通期計画の2.1億円に対する進捗率が292.9%とすでに上回り、さらに5年平均の56.8%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<8218> コメリ 東1 -13.86 7/26 1Q -1.19
<6798> SMK 東1 -9.02 7/26 1Q 赤転
<2359> コア 東1 -5.43 7/26 1Q 黒転
<2413> エムスリー 東1 -4.89 7/26 1Q 17.47
<6858> 小野測器 東1 -4.39 7/26 上期 -24.26
<7102> 日車両 東1 -4.35 7/26 1Q -91.30
<8840> 大京 東1 -4.02 7/26 1Q 65.96
<8285> 三谷産業 東1 -2.65 7/26 1Q 赤拡
<7751> キヤノン 東1 -2.65 7/26 上期 -22.95
<7309> シマノ 東1 -2.07 7/26 上期 -36.31
<8628> 松井 東1 -1.62 7/26 1Q -32.60
<8707> 岩井コスモ 東1 -1.57 7/26 1Q -69.25
<4212> 積水樹 東1 -1.24 7/26 1Q 2.20
<4549> 栄研化 東1 -1.22 7/26 1Q 21.29
<8014> 蝶理 東1 -0.93 7/26 1Q 15.47
<4552> JCRファ 東1 -0.74 7/26 1Q -33.92
<8591> オリックス 東1 -0.34 7/26 1Q -4.42
<8545> 関西アーバン 東1 -0.29 7/26 1Q -28.25
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース