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【市況】東京株式(寄り付き)=反発、円高一服などを背景に押し目買い

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比143円高の1万6526円と反発。

 日経平均は前日までの3日続落で430円弱の調整を入れており、目先は値ごろ感からの押し目買いでリバウンドに転じている。前日の欧州株式市場は総じて堅調だったほか、米国株市場ではNYダウが小幅続落もナスダック指数がプラス圏で引けるなど堅調、外国為替市場では1ドル=104円台後半の推移と円高が一服しており、これを受けて東京市場は主力株などに買い戻す動きが優勢となっている。ただ、28、29日に行われる日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から、上値を積極的に買う動きも見込みづらく、買い一巡後は上げ幅は限定的にとどまる可能性がある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、その他製品を除きほぼ全面高。値上がり上位にゴム製品、その他金融、機械、非鉄、証券、繊維など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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