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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月27日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、7月4日以降と同程度の値幅の下げ場面へ入っている可能性があります。下値の目安は1万6239円前後が挙げられます。これ以上に下げ余地があるとしても、日銀金融政策決定会合の結果が明らかになる29日までは1万6239円程度が下値の限界になる公算です。

 昨日、ドル円相場が円安途中の押し目底をつける目安まで一気に下げたことで、昨日の103.95円が押し目になって、本日は再び円安の流れになることも考えられます。その場合、日経平均は昨日の安値が押し目になって、29日までに戻り高値に接近する動きになる可能性が出てきます。

 昨日は下げ余地がありましたが、本日はあまり下げ余地がないので、上がりやすい日だと考えておいてください。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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